立町小学校の校舎と行きつけの甘味処「郷(ふるさと)」

以前も別の記事で紹介しましたが、仙台で私のお気に入りの甘味処は「郷(ふるさと)」です。「白松がモナカ」が経営する、昔から続く甘味処で、私は長年ここのあんみつの大ファンです。

買い物の途中に今日も「郷」へ立ち寄って、ひと休憩することにしました。「郷」は仙台駅前店と広瀬通店の二店舗がありますが、私はどちらかというと広瀬通店の方をひいきにしています。

いつものようにあんみつを食べようか、季節限定のかき氷もいいな、などと考えながら歩いているうちに、立町小学校前に差し掛かりました。

見慣れた校舎はいつの間にかすっかり古びて、校舎の正面に高々と掲げられた「あかるく げんきに こんきよく」の金文字は、いつのまにかメッキで後付けされていた物から、ペンキで塗られただけのものに変わっていました。もしかしたら、東日本大震災で剥がれ落ちてしまったのかもしれません。

あれからもう6年以上。年月の流れるのは本当に早いものだなぁとしみじみ感じさせられます。

この小学校の校舎ですが、25年ほど前までは普通のよくあるオフ・ホワイトでした。あるとき突然、校舎の全面がラベンダー色に塗り替えられた時には生徒をはじめ、近隣住民もみんなびっくりしました。

今思えば、きっと何らかの倫理的メッセージだとか、意味合いがあって塗装工事が行われたのでしょうし、当時立町小に通っていた子供たちの親御さんにはその趣旨の説明もあったのではないでしょうか。

しかし、そんなことは全然知らない小学生たちの間では、校内・校外問わず、様々な憶測が飛び交いました。

ある者は実に小学生らしい発想から「雷が落ちてあの色になったらしい」と噂し、またある者は「校長の趣味らしい」と噂しました。どちらも全く信憑性のない話ではありますが、とにかく奇抜なラベンダー色の校舎は物議をかもしました。

その後何十年も経って、だいぶくすんではいますが、今なおラベンダー色を保っている校舎と変色したスローガンの文字を眺めて、思い出し笑いが洩れました。

さて、いよいよ「郷」に到着です。お店は二階なのですが、階段を使うにはいったん一階の白松が最中の店内に入らなければいけないため、お土産の品を買わない身としてはなんとなく気まずい感じがして、いつも店外に設置されているエレベーターを使ってしまいます。

今回はやはりかき氷をいただくことにしました!夏季限定のメニューなので9月末までしか食べられないんです。あんみつはいつでも食べられるので、一回休みです。


昔はここでかき氷を食べるときにはいつも「宇治金時」と注文していたのですが、今回メニューに目を通してみると、表記が「抹茶あずき」に変わっていました。
「宇治金時」では、今時の若い人には通じないから、という配慮でしょうか?
なんだか伝統に妥協が見られたような気がして、勝手に寂しくなりました。

ここのかき氷はとっても美味しいのですが、残念ながら完食できたためしがありません。これでもか!というほどに濃厚なあんこが盛られているので、かなりのボリュームです。


ほろ苦い抹茶との相性は抜群。やっぱりとても美味しくいただきました。半分ほど残してしまいましたが…

「納涼かき氷」とでも言いましょうか。おそらく今年最後のかき氷になりそうです。

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